一人でもできる浮気調査!リアルタイムGPSで車を追跡
パートナーの浮気が気になっていても、なかなか確かめられないという状況は多いと思います。
中には探偵に浮気調査を依頼する人もいますが、1回の浮気調査で20~30万円もの費用がかかってしまうので、踏み切ることができない人のほうが大勢いることでしょう。
探偵は調査のプロですが、尾行に失敗することがないことはありません。特に車で尾行するときは、信号や踏切など周囲の状況によって失敗するリスクがかなり高いと言えます。
そのリスク回避のために、近年は探偵でもGPS発信機を用いて調査を行っています。
それなら、このGPS発信機を使って自分で浮気調査をすることはできるのでしょうか。
プロである探偵でさえ失敗することがある浮気調査を、素人が成功させるにはどうしたらいいか。そのための方法と心得を身に着けていきましょう。
1.GPSは探偵と同じものを使うべし
まずは浮気調査に使うGPSを入手しましょう。
GPSには
- GPSロガー
- GPS発信機(位置検索型)
- GPS発信機(自動追跡型・リアルタイム型)
といった3種類があります。この中で浮気調査に使えるのは「自動追跡型のGPS発信機」ただ一つです。それぞれ特徴を挙げると下記のようになります。
種類 | 位置精度 | 電池容量 | 特徴 |
---|---|---|---|
GPSロガー | 安価だが、精度があまり良くなく、バッテリーも1日程度しか持たない。位置を確認するためには端末を回収し、パソコンなどに繋ぐ必要があるため、位置情報を頼りに追跡することができない。 | ||
位置検索型GPS発信機 | 1世代前のGPS発信機。手元にあるパソコンやスマホから位置を検索し、離れた場所からでも端末の位置を特定できる。 位置を更新するには手動で操作する必要があるため、追跡には向かない。 | ||
自動追跡型GPS発信機 | 最新型のGPS発信機。位置検索型に自動で位置が更新される機能が追加され、それに合わせてバッテリーも大容量になっている。まるで自分自身がそこにいるかのようなリアルタイムの位置情報が取得でき、メーカーによって独自の機能を備えているものもある。 |
探偵が実際に調査に使用しているのもこの自動追跡型のGPSで、まさに浮気調査のためのGPS発信機と言えるでしょう。本サイトで紹介しているGPSレンタルショップは、どれも評判がよくオススメです。
2.GPSは絶対に見つからないように取り付けるべし
GPS発信機が手元に届いたら、いよいよ取り付けです。取り付け前に取扱説明書をよく読んで、使い方や取り付け方法などをなるべく頭に入れておきましょう。
移動手段ごとのGPS取り付け位置は、下記のとおりです。
GPSで浮気調査しやすい移動手段
- 車 … リアバンパー裏周辺(マフラー付近は避ける)または車内の見えない場所
- バイク … リアシートの裏など(車体の形状に左右されやすいが、高熱になる場所は絶対に避ける)
GPSで浮気調査しにくい移動手段
- 自転車 … サドルの裏(磁石で付かない場合は粘着テープなどを使用する)
- 徒歩 … カバンの中(見つかりやすいので毎日回収する)
レンタルのGPSは強力な磁石がついているので、ちょっとやそっとの振動で外れることはありません。取り付け前に防水のため磁石ごとポリ袋やラップで包み、黒いビニールテープでぐるぐる巻きにします。(もともと防水加工されているものもあります。)
磁石が付く場所なら、そのまま取り付ければOKです。磁石で付かない場所は粘着テープなどで取れないように固定します。
車やバイクは、覗き込むようなことをしない限りGPSが見つかってしまうことはほとんどどありませんが、自転車や徒歩の場合はGPSを使うことはおすすめできません。
自転車で移動する人の場合、浮気相手の家やホテルまで自転車で移動することはほぼ無いと言っていいでしょう。基本的に電車や浮気相手の車で移動するので、せっかくGPSをつけても無駄になってしまいます。
カバンの中にGPSを入れれば行く先どこでも把握することはできますが、簡単に見つかってしまいます。車やバイクでダメだったときの最後の手段として、見つけられないような何らかの工夫をしておく必要があります。
3.尾行はするべからず
いくら探偵気分とはいえ、探偵そのものではありません。どんなに自信があっても尾行は絶対にしないでください。普段から顔を合わせている分バレやすい上に、尾行に気を取られて事故を起こしてしまうこともあります。
ではどうやって浮気の証拠を手に入れるのかというと、張り込みを行います。張り込みに必要なものは以下の7つです。
- 車(後部座席はカーテンなどで見えないようにする)
- ビデオカメラ
- 三脚
- タオル
- 食べ物や飲み物
- 簡易トイレ
- 根気
GPSがホテル付近や見知らぬ住宅地などで止まった場合、その付近が浮気現場の可能性が高いです。そこから浮気相手と2人で出てくるところを写真に収めます。
まずは対象の車の位置と、2人が出てくると思われる位置を確認しましょう。
基本的に張り込みは車の中で行いますが、普段使っている車だとすぐにバレてしまいます。浮気しそうな日に合わせて知人を頼るか、レンタカーを利用しましょう。
車を用意できない場合は向かいの建物などで行います。なるべく顔が映るようなアングルがベストです。車内で張り込みできる場合は、後部座席に三脚とカメラを設置し、カメラだとわからないようにタオルを被せます。
外で張り込む場合は、「向こうからは見えないけどこちらからは見える」ことと「人が立ってても不自然ではない場所」を意識してポジションを決めましょう。
あとは根気との勝負です。ビデオカメラを2人が出てくる場所に向けて録画状態にしておきます。
外で張り込む場合は、周囲の人に怪しまれないようにバッグや紙袋に穴を開けて、レンズだけ向けておくといいでしょう。
飲み物は利尿作用のあるものは避け、必要以上に飲みすぎないように注意しましょう。どうしてもトイレに行きたくなったときは、カメラを録画状態のままその場に残してなるべく早く戻ってくるようにします。
浮気に確証を得られたら
浮気現場を実際に目撃したら、怒りや悲しみ、様々な感情が湧き出てくるでしょうが、まだ感情的になるべきではありません。今こそ落ち着いて、パートナーと真剣に向き合うときです。ただし、GPSを使ったことは伏せておきましょう。
もし浮気相手やパートナーに慰謝料を請求するなら、ここから先は個人でなんとかできる範疇を超えています。迷わず弁護士などの専門家を頼りましょう。